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美人画研究会・活動報告


今回のテーマは「縄文顔と弥生顔の比較」です。


前半は二つの研究発表

①能面師麻生りり子氏による "能面は以外と縄文顔"

②松永伸子氏の "姉妹は妹の方が縄文顔?"


①は、能面の代名詞ともいえる小面を例にとり、目鼻立ちを骨格ベースで分析、驚くほど縄文人顔と一致する要素が多いという検証結果を受け、考えられる三つの仮説を制作者ならではの視点で展開した。

②は、松永氏も含め、著名人や女優の姉妹顔を並列比較、AIソフトによる判定では、差の大小はあるものの総じて妹の縄文度が高い、という興味深い結果が示された。


後半は当会メンバーによる "私の考える縄文美人と弥生美人"。各々持ち寄った作品を前に、その着眼点や制作意図を解説した。


半日という限られた時間の中、今回は国立科学博物館の馬場悠男先生の参加を得、人類史や解剖学の観点からの貴重な話を元に、活発な質疑応答・意見交換がなされた。

東観崎 繚(美人画研究会クリエイティブメンバー)記



※研究発表③は、担当者の体調不良のため延期となりました。










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