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「心似顔絵塾 60分似顔絵教室」

第52回顔学オンラインサロン報告

「心似顔絵塾 60分似顔絵教室」

2023年12月12日(火)

話題提供者:中村剛氏(合同会社 似顔絵倶楽部 代表/心似顔絵塾 塾長)


講演内容

2023年12月12日(火)第52回顔学オンラインサロンは、「心似顔絵塾 60分似顔絵教室」というタイトルで、中村剛氏(合同会社 似顔絵倶楽部 代表/心似顔絵塾)に話題提供をいただきました。


心似顔絵塾は「周りを幸せにする絵」と称して、「上手くても下手でも、似顔絵を描く行為そのものを広めて、世界中に笑顔の連鎖を作っていく、それが心似顔絵です。」というコンセプトで、広く一般の人を対象に似顔絵のオンライン講座を定期的に開催しています。

中村剛氏は、かつては週刊誌の「山藤章二の似顔絵塾」の特待生にも選ばれ、現在は似顔絵作家の他、イラストレーター、アートディレクターとしても様々な分野で活躍されています。



デザインを担当した中日ドラゴンズのキャラクターと一緒に


また、心似顔絵の他にも、様々なアプローチで、一般の生徒さんや同業の似顔絵作家とのネットワークも構築しています。ネット上でも、

InstagramFacebookなどで、数多くの作品や、活動の様子を公開しています。


心似顔絵塾の心得

オンラインサロン当日には、参加者全員によるZoomオンライン似顔絵ワークショップを行いました。参加者は各自が予め用意していた紙とペンで、アンパンマンとドラえもん、芸能人の似顔絵などの早描きをするというもので、

1.上手い下手を考えずに、まずは描いてみること

2.似顔絵は短時間で描き上げないといけない

3.落書きのように「楽しんで描く」

4.迷わずに、恐れずに「早く描く」

5.頭を空にして「たくさん描く」

といったような、いくつかの要素が含まれています。


顔学会では十数名の似顔絵作家が会員となっていますが、オンラインサロンへの参加者の多くは、絵の専門家ではありません。しかし今回のワークショップでは、上記1〜5の要素のほとんどが、参加者の作品に反映されていたようにも思います。

みなさん童心に帰って、のびのびとペンを走らせている姿が、Zoomの画面越しにも感じられました。そこには、何かの手品を見たときのような新鮮な感動がありました。「上手い下手を考えずに、まずは描いてみること」がいかに大切であるかということを改めて実感しました。



参加者の作品(作者:匿名希望)


心似顔絵塾は「心」と「画力」を高める場として2020年12月に誕生しました。同年5月に日本顔学会では第1回目の顔額オンラインサロンが開催されています。心似顔絵塾が大切にしていることは、周囲を楽しませる気持ち(心)とのことです。2024年1月で53回目の開催となるオンラインサロンも、もしかするとその根底には「周囲を楽しませる気持ち」があったことで、53回も続いているのではないでしょうか。

心似顔絵塾、顔額オンラインサロンとも、この先20年、30年と継続していることを願いましょう!


記:斎藤忍


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